ベビーコンロ

持ち物の中に、ベビーコンロという秘蔵っ子がいる。
自炊ができるように日本で買った、手のひらにすっぽり収まるくらいの電熱コンロ。螺旋状のコイルがぐるぐるとなっていて、電源を入れると赤くなって見える。出発前にパスタを茹でて成功。これがあれば、きっとご飯もたけるだろう。何にもまして、普通の白いご飯が食べたくなるはず・・・。ちいさなこの道具がたのもしく思えてきそう。


そして、上海の宿で日本から持ってきたモチモチのお米をいざ炊こうとベビーコンロにセットしてコンセントをいれた。
一瞬でコイルが真っ赤になる。わー、すごいな日本じゃこんなに赤くならなかったー!と喜ぶのもつかの間、すこし焦げたような臭いと一緒にコイルが切れてしまった。よく見ると、ベビーコンロは100V。中国は220V!
期待を膨らませて持ってきたベビー、まさか一度も使うことなくただの荷物になってしまうなんて・・・。これからの食生活に関わることだけに、ショック。大げさかもしれないけれど気持ちがしゅぅんとしぼんでしまった。
しかし、ここでへこたれてはこれから先の旅どうなることやら、だ。せめてといでしまったお米だけでもなんとかしなくちゃ。
泊まっていたのはユースホステルだったけれど、泊まり客の使える共有の台所はない。そこをなんとか、スタッフの女の子に頼み込み、一度はあっさり「ノー」と言われたけれど、どうしてもとお願いしてスタッフ用台所のガスコンロを使わせてもらった。ああ〜、よかった。
鍋で炊いたご飯はとってもいい匂いがして、ふっくらもちもち。一口食べて、やっとほっとしたのでした。

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