窪川

窪川の朝、雨音がテントの中で強くなってきた。
携帯天気予報を確認すると、一日中雨でしかも強くなるらしい・・・どうしよか?
私はまだぬくぬく暖かい寝袋で、ちゃたの天気予報を聞いていた。
昨日の予報では今朝は大丈夫なはずで、朝早く出発して四万十川沿い江川崎のカヌー館までがんばって走ろう、と言っていたのだが。
初日、二日目、とても快適で、まだこれからなが~~い道のりが待ってるんだな、さあ気持ちをシャンとし走ろう!そう思ってた矢先の雨・・・
ぬれたテントを無理してパッキングするより、公園の東屋が近くのこの場所のほうが快適に過ごせそう。
ちゃたは停滞を決めた。

さて、ここは予讃線の仁井田駅と窪川駅の近くの公園なのだけど、今週末「米フェスタ」というイベントがある。
私たちも前日に食べたのだけど、仁井田は十和錦という品種の発祥地らしい。香り米というだけあって、炊きあがるときの匂いはまるでパエリアとかピラフとかができあがったのかと思うようなすごくいい香り。おいしい。パエリア、は私がすきなだけかもしれないから少し違うかもしれないけどカレーとか洋食にもぴったりのはず。
もともと地域にあった米を復活させようという活動。そういう動きは最近けっこうあるのかもしれない。(詳しく調べたわけでないけど)
私の知人に、山形県遊佐で米農家の先輩がいる。その先輩も「香り姫」という同じような匂いの米を作っていた。そして東京のレストランにその米などを持って営業にきていたことがあった。
食べる人がいれば、農家の人も作ることができる。もちろんそれは工場で作るのではないから気候の影響をうけ収量が予定どおりのことばかりではないかもしれないけど、食べます、という意思表示は大切なんだと思う。
いろんな回想から、滋賀県で兼業農家をしている後輩が言っていたことを思い出した。送ってくれた米を食べながら思い浮かべることができてうれしいと言ったら、作った米を食べてくれる人を思い浮かべることもうれしい、と和やかな表情で言った。
そうか、そうだよね。スーパーや生協でも「〇〇さんが作った○○です」と書いてあったら消費者にとって安心なことではあるけれど、一方的かもしれないね。
私の思っていることは理想的なことかもしれないけど「あなたの作ったお米がとてもおしかった」と言える関係っていいな。

でも、いつか理想も現実に。そういう日がくるように。

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