拝火教=ゾロアスター教

イラン人固有の宗教で、人類史上初の啓示宗教だというゾロアスター教は、はるか2500年前のペルセポリスの神殿にもレリーフが残り、その後のイスラーム侵入まではアケメネス朝ペルシャの国教であったという。今ではイランに2万5000人、インド・パキスタンに8万5000人ほどがゾロアスター教徒として暮らしているというが、ここヤズドには、その名も「火の家」という名の、異教徒にも開放している神殿があるというので行ってみた。

それほど大きくはない建物に入ると分厚いガラスで仕切られた奥の間があり、その中央に火が見える。絶え間なく灯り続ける聖火だ。こうして大きな器の中で立派な薪がメラメラと燃える様ははっとするほど美しい。音もなく、一瞬も止まることなく立ち上る炎。メラメラとはまさにこのことだ。

外はこぎれいに手入れされた庭になっているのだが、ふと見ると、脇に設えられたごみ箱から何やら白い煙が・・・ 蓋をあけてのぞいてみると、案の定タバコの吸い殻がごみに燃え移ってくすぶっている。ほっておいたら状況が悪化しそうなので、持っていた水で消火しておいた。

拝火教神殿にて消火活動。まさか何かの啓示ではあるまいが、この行い、ここの神様は見ていたのだろうか?

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