カシュ 長居したくなる宿

バスターミナルを出て、歩き始めてすぐに声をかけられて、着いて行った宿「Ani Motel & Pension」。ほんとは二泊の予定が、カステロリゾ島の青の洞窟が気に入ったちゃたが「明日はここで泳ぎたい!」とボートタクシーのアントニオに言ったので、カシュにさらにもう一泊することになって、私としては全く異論なし。それでカシュに三泊することになった。

旅の間の宿は次の町に行く前にネットやガイドブック、旅人のブログを見て決めている。すごく当たり!のときもあれば、残念!なときもある。それでも、たいてい一日過ごせばそれなりに居心地よく感じたりするもの。欲を言えばシャワーヘッドから一定のお湯が出るとか、洗濯物がよく乾くとか。あと何よりうれしいのはキッチンが使える事!(ほかにも椅子と机があるとか水はけがいいとか挙げ始めたらきりがない。でもなんだたいしたことないことに思えてきた。贅沢なんだよねー)

しじみの炊き込みご飯と野菜スープ、にんじんのサラダはディルといっしょに

この宿では三度夕食を作り、屋上の眺めのいい海の見えるテラスで月夜のすてきなディナーができた。宿のオーナーの奥さん、手伝っているアメリカ人のショーンとイギリス人のアッバス、夜もいつもサングラスのオーナー。それぞれが個性的な雰囲気をもちつつ、すごくもてなしすぎず、でも愉快で人好きがする感じ。夕方の時間にキッチンに立ってご飯の支度をしていると、お客さんが「グリーンティーに蜂蜜を入れて飲みたいんだけど、ちょっとのどが痛くて」「グリーンティーはないんだ」とショーン、思わず「わたし、持ってるよ!」と日本から持ってきた正真正銘のお茶を渡した(ちょうど日本を出る前にいただいた新茶)。キッチンを通じてなんだかつかの間のわたしもあの宿の一員になったみたいな気がした。アッバスがテラスに干しているドライトマトの作り方を教えてくれて味見させてくれた、「ここで勉強してるんだ」「何を?トルコ語?」「環境を。自然はいいよね、時にとても孤独な感じがするけど、でもすばらしい」。逆光のキッチンで奥さんが猫のピピを抱き上げて「わたしのベイビー」を愛しそうに猫の手にキス。湯気のたつポットから「この紅茶はあなたによ」とコップにいれて渡してくれる、さりげなくやさしい。

宿を出てバスターミナルへ向かった。次の町へ出発。胸がきゅーとなった。

また、来たい。そしたらまた会えるかな。

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カシュ 長居したくなる宿 への2件のコメント

  1. amiami より:

    裕子ちゃんの入れた新茶 外国人の感想はどうでしたか?  勿論喜んでくれたと思いますが。    おいしそうなお料理、景色を見ながら さぞ食がすすんだでしょうね!

    • yu より:

      お茶パックに入れた緑茶をティーカップにいれたので、どうだったでしょうか・・・でもお茶に蜂蜜に驚きました〜。

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